「算定基礎届」事務説明会の講師を担当しました

2015/06/20 投稿

6月19日の午前と午後の二回にわたり、石垣市大濱信泉記念館で社会保険セミナーが開催されました(日本年金機構石垣年金事務所、沖縄県社会保険委員会、沖縄県社会保険協会、共催)。もうすぐ始まる算定基礎届の事務説明の講師を担当しました。当日は、ハーリーにも関わらず、多くの会員企業の皆様がご参加くださいました。

健康保険と厚生年金保険では、標準報酬月額をもとに保険料や年金などの給付額、健康保険の手当金などの算定をしています。この標準報酬月額は、実際に受け取っている報酬や賞与の額との差が大きくかけ離れたものとならないように、年に一度の定時決定によって見直しがされることになっています。この定時決定にあたり作成して提出する書類を「算定基礎届」といいます。算定基礎届は、7月1日現在のすべての被保険者を対象に、7月1日から10日までの間に作成、提出することになっています。

定時決定で決定した新しい標準報酬月額の等級は、原則今年の9月分の保険料(10月支払分)から来年の8月分まで適用されます。