2月26日に大濱信泉記念館で沖縄県社会保険協会による年金セミナーが開催されました。
今回のセミナーは、「退職する方の社会保険手続き」というテーマで、年金のしくみと退職後ライフ、というサブテーマに沿って約2時間にわたってお話をしました。
よく「自分たちが年をとったとき、年金をもらえるのか」という声を聞くことがありますが、昔も今も年金が老後の生活を支える柱になることには変わりありません。また、年金は老後の生活のためだけにあるのではありません。何が起きるか、明日のことは誰にもわかりません。たとえ若い人でも、不幸にして障害状態になったりしたときの生活の支えになったり、死亡したときに遺族に払われるものでもあります。
そんな年金の仕組みは、長い間の度重なる制度改正でたいへん複雑なものになっていますが、少しでもわかりやすくなるようにスライドを使ってお話しをしました。参加してくださったみなさんは、長い時間熱心にメモを取りながら聞いてくださっていました。
こうした機会を重ねていって、年金のしくみを身近に感じていただければと思います。
来年度も、社会保険に関する様々なセミナーが、ここ石垣でも予定されていて、6月9日(木)の算定基礎説明会が平成28年度の第1回目になります。